ただ、それだけの話だったのだ。
特に記述することなど無い。
不思議とすぐに私たちは相手のことを忘れ、おかしな関係は幕を閉じる。

だから私は悲しくて、虚しくて。
夜に優しいキスをしてくれる彼を探してるのだ。

ごめんなさい。
私は橘を愛していました。
それだけなんです。

今更何を言っても遅いけど。









謝ることさえ誤りだ





Title by 星が水没